人じゃなくなるマッサージ
今週は一瞬だった。
あいかわらず業界適正は低くて、タスク管理は同期に及ばなくて、仕事は貯まって、遅れそうな期限に冷や汗で仕上げ切る。
同じ課題で、同じ時間なのにとんでもないことだ。
次の期限には間にあうんだろうか。
一歩引いて言われたことを反芻して漸く理解できるのに、次々新しいことを言われても忘れてまた繰り返してしまう。
簡単なエラーチェックもエラーを目の前にすると思考回路が一気に止まる。
「書いてあることはわざわざ習う必要はないかな」
「さっき言ってたけど」
「エラーでなかったよ」
「ゆるく聞いてれば良いよ」
私この人達と働いて同額のお金貰う価値があるって思ってもらえたんか。
同期に私のやらなきゃいけないことをやってもらったりしてて、情けない。
同等でいたい。
そんな自分にADHD向けの要領の悪さをマシにするのとか、仕事術の本とか、兎に角ハウツー本を買い与えて読み混む。
私に必要なのはコンサル1年目や社会人一年目の心得ではなく、普通に追いつく具体的な方法だ。悲観に飲まれないうちに、劣等感で他人に悪意を向けないうちに、周りに見限られる前に、自分にあきらめが来る前に、なんとか普通に追いつかないと。
自分が楽しくやっていくために、自分が頑張ったっていう事実は作っとかないと後悔しちゃうからね。
来週はまた別業務も平行して行わないといけないから頭が忙しくなる。
気を引き締めて、がんばる。
なんとしても名前を残して今の自分に自信を付けてあげたいし、最初の自分達に良い思い出をあげたい。
そんな1週間で、週末は大学時代の友達に1年ぶりに会った。
新しい人間関係を作っていくのは毎回大変だ。
これまでのコミュニケーションの安定感は久しぶりで安心する。
食べ放題ではない綺麗に盛り付けられた肉に興奮し、安居酒屋で時折毒や弱音を吐いて、店員さんの「お時間です」で終電近いことに気づいて、そのまま友達の部屋に泊まった。
折り合いの付けられない感情にはポジティブで蓋をして、剥がして、最後は曖昧に蓋して次に保留しといた。
次も美味しいご飯と、楽しかったことと、作り笑いの舞台裏の実況再放送しながら遊べたらいいな。
友達も、恋人も、3年後の自分の周りには誰がいるんだろう。
年次休暇のアナウンスで他の友達との予定も立てながら、わくわく感いっぱいで華金を過ごせた。
今日は数ヶ月ぶりにマッサージに行った。
ジェーン スーさんはマッサージによって乖離した心と身体をぎゅっと固めてもらう、みたいなことを書いていた気がする。
私は反対にマッサージ後は、気持ちいいのと血の巡りがよくなったからかポーッとしてしまう。
心と頭と身体がふよふよ浮いて、外を歩く顔じゃなくなってる気がする。
今回の人は丁寧で、70分じっくり肩と背中をほぐしてくれた。
触られると指の入っていかない様子にコリを感じて心で自分を労って、所々掌や頭を揉んで貰うと「そこすき!!!!!!」って感情を爆発させてる。
本日残り時間は、お風呂でブログを書く方法を発明した自分に乾杯しながら本を読んで、明日は朝パラサイトを見に行って、アルゴリズムとExcelの勉強しようと思う。
タスク表にメモしておかなければ。